Gymnopilus cyanopalmicola

（チャツムタケ属の一種）

シノコロンビウム・シアノパルモコラ（Gymnopilus cyanopalmicola）は、直径5〜10cm（2.0〜3.9インチ）の黄色い凸型から平らな帽子を持ち、中心付近に直立した繊維質のうろこを、周縁に近づくにつれて密着させています。蓋は集中しており、腹を膨らませ、接合したから延びるひだを持っています。茎は大きな果実体で底部で細くなり、長さ40〜210mm（1.6〜8.3in）、直径4〜21mm（0.2〜0.8インチ）、円柱形で繊維質です。色は黄白色で、傷ついたり乾燥すると紫色、暗紅色や暗褐色に変わります。柄は目立っていますが、すぐに退色する膜状の黄白色の環帯があります。かさの組織は淡黄色で、帽子の色に似ています。匂いはキノコのようです。疣状の胞子は楕円形から卵形で、厚壁で、胚孔や像がなく、スーパーヒラー凹部があります。通常、8.0 - 8.8（-11.2）x 5-6（6-8）μmで測定されます。デキストリノイドであり、KOH中で橙褐色、変色しない、アンチスチュリンを持ちシアニンを親脂質装飾があります。担子器は透明から黄色で、4小胞子の、26.4 - 37.5 x 6.4 - 7.7μm、円筒形から棍棒状で、中央で狭まり、ストニグマタが3.2-4.8μmです。担子器の基部にはフラスコ状の接続があります。ひだの端（キロシスチジア）の嚢胞は、透明から黄色で、時に粒状の黄褐色の内容物を持ち、紡錘状から帽子状の先端がある狭い卵形であり、寸法は21.6-28×6.4-7.6μmで、先端は4.8-7.2μmです。キロシスチジアの基部にはフラスコ状の接続があります。肋面の嚢胞（ひだ面の嚢胞）は極めて稀ですが、存在する場合は透明から黄色で、つり瓶状で、21.6-26×7μm、先細りから帽子上がりの先端で3.4-5.6μmです。ひだ糸状組織は平行で、透明から黄色で、直径3.4-14.7μmの菌糸と多数の屈折性の液滴を持っています。亜ひだ層は細胞質で透明で、いくつかの伸長した膨張した要素があります。帽子の組織は黄色から褐色で、放射状で、帽皮近くの織り交ぜられた帯があり、直径4.8-8.7μmの菌糸と、壁が0.5-2.5μmの壁があります。帽子の表皮は平伏状の菌糸を持つカーチスです。うろこは、篩状の菌糸を持ち、直径7.2から23.5μmの隔壁のクランプ接続と、黄褐色の色素がバンドに皮膜されています。帽子嚢胞は存在しません。茎嚢胞は、狭いランゲニーフォルムから狭いユートリフォルムで、31-44 x 5.6-11μmで、3-7μmの帽子状から帽子上がりの先端があります。